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アトポス便り No.89号

アトポス便り No.89号 2022-10-31

昨日の金沢は、『金沢マラソン』が絶好な日和で開催され、市役所前のアメリカ楓の紅葉を眺めながらのスタートし、兼六園のシンボル『琴柱灯篭』(ことじとうろう)に似せたコースを辿ってゴールを目指します。

前日から街中は、選手と観光客でごった返し、どこのお店も行列が並び、ランチするのも大変で、諦めて家に戻り大好きな『ココイチカレー』を食べて落ち着きました。

韓国でも外出制限が解かれ、ハロウィン祭では大賑わい事故も起きて、150人を超える若い命が失われました。映像を見て驚くほどの人・人・人で波に揺られて、思い通りに体が動かないさまを映し出していました。

一度倒れると将棋倒し風に重なり、下の人は数百キロの荷重がかかり、息も出来ずに苦しかったことでしょう。日本人留学生も2人亡くなられたようで、ご両親の心痛察するところです。ご冥福をお祈り申し上げます。

北からの紅葉前線も金沢へやっと近づいてきたようです。街路樹の楓も黄色や朱色の衣を纏い、白山の山頂付近は白く化粧され、秋のコントラストを作り出してきています。

皆様からの経過報告にも乾燥・掻痒行為増、ほっぺの赤み増など、秋特有の報告が多くなってきました。秋信号を受けている証であり、体は正常に働いていることなのです。この経験を生かして、微調整できるようになれば克服となるのでしょう。

一番心配していた体外受精で出産された会員さんも順調に回復方向のようです、一般出産の方々と改善差は無いように思われます、嬉しい限りです。ただ、もう少し多くの症例は必要と思いますので引き続き調査続行して、どこかのポイントでご報告いたしますね。

さて今月の記事は先月に続いて腸のこと、『腸が作る健康の秘訣』を掲載します。昔、一度投稿したかも?

先月の88号クイズ回答は④の膵液でした。1日8リットルほどの消化液とは驚きましたね。今月のクイズは『アレルギーの原因』についてです。

◆腸が作る健康の秘訣

腸はその腸壁に様々な微生物を配備して栄養を取り込んだり、悪影響を与える病原菌を防御しているとも言えますが、もっと元から考えると腸は外界と繋がる皮膚機能でもあり外界を捉える外圧看取機能でもあるということです。よく腸は第2の脳とも言われますが、改めて腸内環境の視点から脳と腸の関係を見ていきたいと思います。

腸が健全だと脳も健全であるという考え方もありますし、腸が直接に外圧を捉えるので脳が素直にその信号を受けて対応するというのもあります。つまり、主従の関係で言えば外圧に対しては腸が主で脳が従になるのです。また、腸が感じた外圧を軽く考えたり、捨象したりすると脳は病気になり神経障害や悩みや鬱に繋がるのです。今回の記事で明らかにしたいのは腸が脳も身体も健全に保つという事です。

最近「腸脳相関」という言葉をよく聞きます。腸と脳は、自律神経やホルモン分泌、生理活性物質などを通じて、24時間365日、そして毎瞬時、私達が気が付かないうちに、互いにコミュニケーションをしていることが明らかになっています。

◆腸内細菌業―腸―脳軸とも呼ばれます。

これはもはや独立した2つの臓器ではなく1つのネットワークだと考えられます。さらに「ネイチャー」に発表された研究では、腸内環境の情報を集積・統合して脳に伝えるには、肝臓が重要なインフォメーションセンターの役割を果たしていることも分かっています。つまり、腸内細菌業―腸―肝―脳相関というわけです。そもそも脳と全身の組織や臓器、細胞の1つ1つは、全体でネットワークを形成していましから、どの部分も全体性の中で重要な役割を果たしているのです。

◆脳から腸への影響から見ていきましょう。

脳から腸へのルートの1つ目は自律神経です。
「自律神経」というのは生命維持にとって最重要なシステムの一つです。その環境において「自己」を最適化し、活かすためのシステムです。内蔵を含む全身を支配していて、胃腸の働きをコントロールするので極めて重要です。自律神経は覚醒時や活動時には「交感神経」が優位になり、リラックスしている時には「副交換神経」が優位になるというものです。

胃腸はリラックスモードの時に機能して、ストレスがかかって交感神経モードになると動きが抑制されます。

交感神経の危機回避モードでは胃腸の動きは抑制されますから、食欲がなくなり便秘傾向になります。これが一般論としての自律神経による回避モードです。こじれていない人は少々このモードになっても寝たり気分転換をすれば、もとに戻ることができます。

しかし、人の危機回避モードはこれだけではないのです。ストレスが慢性化し、トラウマレベルまでにこじれた人の場合です。それが「凍りつきモード」でフリーズしてしまう状態です。副交感神経による危機回避です。

現在、意欲を失った若者や燃え尽き症候群が増加し、過敏性腸症候群や副腎疲労などの機能性身体症候群や発達障害、様々な心の病気が蔓延していますが、これらはまさに、ストレスを通り越し、自律神経のトラウマ的反応による現象と考えられています。怒るでもなく悲しむでもなく、防衛反応として解離が起きるので心を麻痺させて何も感じないようにすることで自分を守ります。

◆脳から腸への第2のルートは内分泌系です。

ストレスがかかると脳の視床下部から分泌されるホルモンが下垂体を刺激、下垂体から分泌されるホルモンが副腎を刺激、そして副腎からストレスホルモンであるコルチゾールや闘争ホルモンでアドレナリンが分泌され、身体は内分泌的にもストレスモードに切り替わります。

実は腸内細菌は、これらのホルモンや自律神経の動きを過敏に感知します。そのため腸内細菌業のバランスにも変化が起きます。多くの場合、感染症や病気は、外からやってくる病原性微生物ではなく、普段共生している微生物がアンバランスになった環境の中で増え過ぎることによって起きるのです。しかし腸内細菌の健全な多様性が維持されていればこれを防ぐことができます。

◆腸から脳へのルートについて見ていきます。

このルートはこれまでと違って、感情や人格、意思決定、自己意識などに関連しています。日本は古来より腹に関連した表現があります。「腹が立つ」「腸が煮えくり返る」「腹の虫がおさまらない」などの感情表現、「腹に据える」「腹を決める」は意思決定の表現。これらは全て腸内細菌業―腸―脳軸に関連しています。

腸内環境が荒れると心も荒れて感情に波風が立つ。胃腸が弱い人は優柔不断で決断力がないとも言われます。「腹を決める」ことができないと仕事面でも成功しません。

英語では「直感」の事をgut Feelingといいますが、Gutは腸の事なので腸の感覚なのです。
腸を整え、内蔵感覚を研ぎ澄ますことは、健康だけでなく、直感や心、そして確かな自己の中心性を養うことにも繋がるのです。

腸は最大の面積を持つ感覚器官です。また腸は常に外界と接している場所なので外からの刺激をリアルタイムでインプットする必要があります。腸にはびっしりと神経が張り巡らされています。入力、出力端子をあわせて「腸管神経系」と呼ばれるこれらの神経系の細胞は、4億個から6億個と脊髄の神経細胞の総数に匹敵するとされています。そのため、内臓感覚としての胃腸の動きや腸内細菌業の状態は膨大な情報として常に脳の中枢コンピューターに入力されているのです。全く無視できません。

よくストレスがかかると胃腸が痛むと言われていますが、逆もしかりです。腸内環境が健全であればストレスも外圧として認識し、脳にきちんとインプットできる。外圧が来れば気力(交感神経)が働き、活力が生まれる。こういう循環になっているのではないかと思います。

ストレス=悪と考えるのは現代社会の風潮で、外圧をしっかりと外識機能である腸で捉え、脳でどうするを考える。それが外の世界の捉え方の基本のようにも思います。

個人の心身をいくら最適化してもまだ局所でしかなく、外的環境と再接続することでようやく、全体性へのアプローチが可能になる。最も身近な外的環境は腸内環境で、食を通じて地球環境と接続している。

食材選択も重要ということになります。腸に外圧のかからない自然な食材をと誰もが思いますが、今の世の中の情勢から困難であり、外圧にも耐えられるように、腸管整備が必要となることは言うまでもありません。

【赤嶺コメント】

この自然界はすべて繋がっており、体内の各臓器もすべて繋がって、一つの体が構成されていることになります。この臓器の機能が落ちているから、ガンに侵されたからと臓器摘出したり細胞摘出すると、全身のバランスも狂うことになりますね。その環境にならないように、普段からの予防が必要となり、1週間に2~3回のヨーグルト摂取(手作りヨーグルト)をお薦めするところです。

◆ 【Q&A】生後5か月の男の子の相談

【Q】

生後5ヶ月の男の子ですが首筋や背中に湿疹ができました。小児科でもらった軟膏(リンデロン-VG)は効いてるのですが、首筋には新たにできたりします。
原因として思うのは、太り気味で汗かきなので風通しの悪い首筋が湿って皮膚が荒れるのではないかと思ってます。他にも指を舐めたりしてよだれが首筋まで流れてることもあります。
外国人の妻は湿疹には保湿剤が要ると言うのですが、上に書いたように既に湿り気の多い部分には逆効果ではないでしょうか?

上記小児科の医師に妻が湿疹に効くボディソープやローションはないかと聞いたとき医師は「普通の牛乳石鹸が良い。高価なソープには化学物質が入ってるから良くない」と言わたのですが、妻は不満で「もう一軒の小児科へ行く」と言うから同行したのですが2人目の医師からは「このくらいの赤ちゃんには普通にあることですよ」と言われただけでした。
妻は今度は「皮膚科へ行って専門の医師に尋ねよう」と言います。皮膚の専門医なら治せる魔法のソープやローションがあると思い込んでるようです。
妻は日本語が不自由なので常に私が同行して英日通訳しなくてはなりません。「今度の皮膚科で同じこと言われたら、それに従えよ」と言ったら「あなたは心配じゃないの?」と逆ギレされました。

ちなみに湿疹はネットによく見本の画像として載ってるようなキツいレベルではありませんが、妻はいずれそうなると恐れています。

【ANS】

お子様の症状と奥様の治療法等に一喜一憂のことと存じます。
親としては常にピカピカのプヨプヨの皮膚の愛くるしい赤ちゃんを予想しますが、ある条件でその様相は一変します。

現在は4人に1人が赤ちゃんに発生します、40年前にはなかった皮膚炎がこれほど多く発生するのはなぜか?そして、その治療を行う皮膚科医や小児科医はその原因を一切知らないで治療を行います。それも改竄された『治療ガイドライン』にそって、その医者も世界一副作用の強い『魔の薬ステロイド剤』使用して、一時的な解決へ舵を取ります。この薬を一度使用すると、元に戻すためには細胞の入れ替わりを待たなければ戻りません。

その期間、最低3ヶ月です。

どの子皮膚科や小児科に足しげく通っても、解決に至ることはありません。薬を使用しないで発生するお子様の症状が本当の体状況となります。生きるためにはお母さんの母乳(あるいは粉ミルク)を摂取しなければ生きられませんが、その重要な命の種を正常に分解できずに、中間物質で体内へ侵入させるために起きている症状なのです。

その原因となったのが、産婦人科での出産前後の処置が大きく影響しています。もし、下記の処置が行われた場合は、今の衆生になる確率が高くなっています。

①帝王切開での出産

②陣痛促進剤処置での出産

③体外受精での妊娠出産

④出産前の抗生剤投与(産道)

⑤出産後の抗生剤投与(お子様へ)

⑥出産後の光線処置(黄疸判定により)

上記のような処置が行われた場合、母乳(ミルク)を正常分解することが出来ない体で生まれることが多く発生します。

まずは、魔の薬「ステロイド剤」だけは外さないと、本当の体に戻れません。一時的に解決したように見えますが、その後は出口が見えなくなります。医者たちも『小学校に上がるまでは良くなりますよ』『中学校になれば・・・・』『大人になれば・・・・・』それでもダメな場合は『一生のお付き合いですね』と捨て台詞で終了です。

大袈裟ではありません、大人の被害者は殆どがこの乳幼児期からのステロイド剤です。一時的に解決されても、その後社会人となって再発した場合は、人生を崩すことになります。その責任は、医者たちは取りません、自己責任となります。医者たちは『治療ガイドライン』に守られているからです。

この医療社会では、お子様はご両親が守らなければ、健康に大人にすることはできない環境となっています。予防接種においても皮膚炎症の原因となります。免疫過剰気味のお子様にあの毒物を直接体内へ接種されれば、排泄行動を起こすのは当たり前です。そのあたりも複合していますので、少し勉強されて健康なお子様をお育てください。その前に奥様へのサポートも重要となります、母親とお子様は1本の糸でつながっていんますので、母親の不安はお子さまの不安となり、問題となる母乳正常分解が出来なくなります。

今の情報収集ではインターネットとなりますが、皮膚炎におけるサイト検索では、ステロイド剤を主とした治療情報しか検索できないように、製薬会社のマネーで行われています、不思議な社会です。公正取引委員会もマネーに塗れているのでしょう。

で、勉強サイトはこちらが良いでしょう。

『勉強サイト』http://www.atoppos-sp.com/

◆紹介者感謝キャンペーン

下記の通りご紹介者様には四輝水1本もれなく提供いたします(送料元払い)。

①無料相談フォームへの紹介(備考欄に紹介者のお名前必須)
②返答をご理解され相談者のサポートが始まれば、終了まで購入金額の5%分の商品提供。

※先月9月の紹介者数は7件でした。ありがとうございます。

◆クイズに答えてアトピー商材を!

当選者の中から10名様抽選で。
今回の当選商品は

①四輝水2本

②ヨーグルビジン1缶

③血液型別乳酸菌1缶(血液型指定してください)

前回88号のクイズの正解は【④】の「膵液」でした。

◆今月のクイズ

【Q】

:アレルギーは今や2人に1人が罹っていると言われます。花粉症、アトピー性皮膚炎、喘息、リウマチ、食物アレルギーなど様々なアレルギーに多くの方が苦しんでいます。

では、アレルギーはなぜ起きるのでしょう?
環境素因もありますが、その結果体では起きるアレルギー原因は、免疫細胞(白血球T細胞)の暴走にあります。本来ウイルスや病原菌など体に害のあるものを攻撃し、人間を守るために働く免疫細胞(白血球T細胞など)が暴走し、花粉や小麦、卵など特に害のないものに対してまで過剰に反応することによって、アレルギーは起こります。

ではなぜ、免疫細胞(白血球T細胞)は暴走するのでしょう?

その原因は、【□□□□□□□□□】にあります。

【□□□□□□□□□】とは、多様性の喪失です。
数多くの種類の菌が共生し、腸内フローラが健康な状態が多様性でありますが、【□□□□□□□□□】とは、多様性の喪失です。
多様性が失われ【□□□□□□□□□】すると、腸内フローラがつくる『酪酸』(短鎖脂肪酸)の生産量が減少し、免疫細胞の暴走を抑える働きをもつ『制御性T細胞』の生産量も落ち込み、暴走しアレルギーを引き起こします。

ここでクイズです。上記の【□□□□□□□□□】を下記の4つの中からお選びください。
①肝腎機能の機能低下
②ステロイドホルモンの低下
③運動低下
④腸内フローラの劣化

※ヒント:今回は少しわかり辛いと思いますが、挑戦してみてください。
答えと□の文字数は同一です。文中に同一文字もあります。

●投票ご希望の方は、下記のアドレスへ

回答先アドレス
info@atoppos.co.jp

①お答え 番号でお願いします

②お名前(購入時の)

③希望商品

④ご要望 質問等(任意)

⑤メール件名 クイズ回答

をお書きになって送信ください。

※抽選は令和4年12月2日(金)です。(当選者は商品発送にて発表といたします)
※88号クイズ当選者への商品発送は11月8日(火)となります。

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最後までお読みいただきありがとうございます。

※現在、東京面談はコロナ完全終息まで自粛しています。
金沢は午後3時以降に行っています。

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